片刃と両刃の違い | 包丁の材質 | 包丁ブログ

2021-05-13
竹内

片刃と両刃の違い

包丁には刃が片刃と両刃と二種類あります。

和包丁は片刃、洋包丁は両刃という認識が一般的です。

両者の違いを見ていきましょう。

違い

まず両刃についてです。一般的なご家庭で最も使われている牛刀や三徳包丁は両刃のタイプなので、両側の包丁の方が馴染み深いのではないでしょうか。

両側は真っ直ぐ切る事が出来、扱いやすい事がメリットです。万能包丁は多くの食材を扱う事が出来るので、まずは両刃包丁を持ちましょう。

片刃は片側にしか刃がついていないので、真っ直ぐ押し切ることはできませんが、扱えるようになると断面を綺麗に捌くことができます。

料理人のかたは、食材によって和包丁を使い分けます。万能包丁ではないものの、それぞれの食材に特化しているので、専門職の方に好まれるのです。片刃で調理すると食材の仕上がりが違ってきます。料理人の方でなくとも、扱う機会の多い食材がある程度決まっている場合は、片刃包丁を試してみると良いと思います。

最後に

昔は、包丁の種類によって刃のつき方が決まっていましたが、最近では両刃と片刃どちらも作られている包丁が多いです。種類が同じ包丁でも、刃の付き方が違えば全く別物包丁になります。

例えば、代表的な和包丁である出刃包丁も、洋出刃包丁と言って両刃の物が作られています。

ご自身にあう包丁を探してみてください。