まず両刃についてです。一般的なご家庭で最も使われている牛刀や三徳包丁は両刃のタイプなので、両側の包丁の方が馴染み深いのではないでしょうか。
両側は真っ直ぐ切る事が出来、扱いやすい事がメリットです。万能包丁は多くの食材を扱う事が出来るので、まずは両刃包丁を持ちましょう。
片刃は片側にしか刃がついていないので、真っ直ぐ押し切ることはできませんが、扱えるようになると断面を綺麗に捌くことができます。
料理人のかたは、食材によって和包丁を使い分けます。万能包丁ではないものの、それぞれの食材に特化しているので、専門職の方に好まれるのです。片刃で調理すると食材の仕上がりが違ってきます。料理人の方でなくとも、扱う機会の多い食材がある程度決まっている場合は、片刃包丁を試してみると良いと思います。