刺身包丁について | 刺身包丁 | 包丁ブログ

2021-03-31
清水

刺身包丁について

名前が示すように、刺身包丁は刺身を切るための包丁です。刺身は、魚の鮮度と美味しさが一目でわかる一品であり、切れ味の良い包丁が必要な一品でもあります。 また、お店によっては、お客様の目の前に出しても恥ずかしくない包丁を選びたいと思います。同様に、手入れの行き届いていない包丁では角の立った刺身にする事はできません。包丁を手入れすることも非常に重要です。 刺身包丁は、滑らかで美しい切り身の刺身を作るため、他の包丁とは特徴が異なります。まず、刃の長さが非常に長く、刃の幅が非常に狭いので、刺身を一度に引き切ることができます。それは薄くて鋭い刃を持つ細長い形をしていルカらです。

これらの特性により、刺身の角が滑らかで美しくなり、やわらかい魚を包丁に入れて身を傷めることはありません。刺身包丁のサイズは、180mm程度から390mm程度までさまざまです。通常、270〜330mmが使用されます。各店舗の厨房やまな板の大きさによって使い方は大きく異なりますので、それぞれの状況を考慮して選ぶのが一番です。

刺身包丁の種類

刺身包丁は、「柳刃」、「タコ引き」「フグ引き」の3種類に大別されます。刃の特徴は細身ですが、刃の形や幅が少し異なります。

◎柳刃
もともと関西地方で使用されていましたが、現在では全国で広く使用されており、最も一般的に使用されている刺身包丁です。刃先が鋭く、刃幅が狭い。刃元から刃先まで柳の葉のようにやわらかな曲線をしているのが特徴です。その形が柳の葉に似ているので、「柳刃」と呼ばれます。刃先が非常に鋭利であるため、切り込みなどを入れる細工造りに適しています。仕事の幅広さも人気の理由のひとつです。

◎タコ引き
「タコ引き」と「柳葉」の最大の違いは刃の形ですが、タコ引きは切っ先が角になっています。刃は曲がっていませんが、刃のあごから刃先まで直線なので、長さを取りやすいです。そのため、マグロなどの長くて幅の広い魚を扱うのに適しています。また、柳刃よりやや薄いため、赤身の肉を柔らかくするのにも適しています。主に関東地方で使用されていますが、最近では柳刃の需要が高まっています。

◎フグ引き
柳刃のように、鋭い先端とやわらかな曲線を持っています。柳葉やタコ引きよりも刃の幅が狭く、刃も非常に薄いです。そのため、フグ、コチ、カレイなどの白身魚に適しています。特にふぐ料理店では需要が高いです。