関市の包丁 | 関市 | 包丁ブログ

2021-04-26
竹内

関市の包丁

岐阜県関市が日本最大の包丁の産地ということはご存知でしょうか。

知らなかったと言う人もいるかもしれませんが、日本最大の刀産地の事をこの機会に見ておきましょう。

特徴

関市の刀文化は鎌倉時代、刀祖「元重」が自然豊かな関市に住むようになって、その技術が関に伝えられたことが始まりとされています。そこから刀匠を多く生み出すようになった関市は、刀文化を発展させていきました。もちろん日本刀の製造でも有名となり、日本刀の五大刀工流派を五箇伝と呼びますが、そのうちの一つ美濃伝の発祥の地としても知られています。そうして現代まで受け継がれた技術で作られてた包丁は、凄まじい切れ味を誇り、最高レベルの強度を持っているのです。

さらに海外に売り出す際も価格で勝負するのではなく日本と同じ品質を維持することにこだわり、その結果、世界に認められる包丁となったのです。

最後に

日本の三大産地として数えられる関市ですが、ドイツのゾーリンゲン、イギリスのシェリンガムと並んで、世界三大刃物産地としても名を連ねています。世界に認められた包丁を一度お手に撮ってみては如何でしょうか。