堺包丁とは | 堺市 | 包丁ブログ

2021-04-22
竹内

堺包丁とは

包丁と言えば堺市を思い浮かべる人は多いですよね。

今回は日本の三大刃物産地の一つとしても知られる堺市の歴史について深掘りしてきたいと思います。

堺市の歴史

大阪にある堺市では、かつて古墳時代から鍛冶の文化が始まったとされています。古墳の整備や工事で必要だったそうです。そして西洋との貿易が始まった16世紀には鉄砲が伝えられ、鉄砲の産地としても発展していきました。同時期に民衆の間ではタバコが広まりました。タバコの葉を刻むのに必要だったタバコ包丁の生産が始まり、堺市の高品質なタバコ包丁が広まり、堺市の包丁文化がより発展していく事となったのです。こうして日本有数の刃物産地となった堺市は現在でも、包丁といえば堺市と言うようなイメージが定着し、ある種のブランドとして確固たる地位を築いています。何と言っても料理人のシェア率では圧倒的ナンバーワンを誇っています。

特徴

堺包丁は鋼の片刃包丁が代表的です。抜群の切れ味を誇る和包丁は日本の職人に最適で、長くにわたって選ばれ続けています。

包丁の製造工程は、職人、産地によって様々です。中でも堺市はそれぞれの工程に専門としての職人がおり各々分業して、一つの包丁を作り上げていきます。これは、古くから包丁文化が発展してきた堺市ならではの特徴です。