包丁に使われている素材は、主に3種類。金属ではないですが、セラミックもあります。
・炭素鋼・合金鋼
・ステンレス鋼
・粉末ハイス鋼
・セラミック
包丁には、様々な鋼が使われています。一般家庭用でよく使われている包丁やプロの料理人が使っている包丁では、使われている鋼の種類が異なっています。
また、鋼は天然の鉱物を加工して作っているのではなく、鋼材メーカーが販売している素材を使っていることが多いです。
今回は、鋼材の種類を紹介いたします。
包丁に使われている素材は、主に3種類。金属ではないですが、セラミックもあります。
・炭素鋼・合金鋼
・ステンレス鋼
・粉末ハイス鋼
・セラミック
「白紙」、「黄紙」、「青紙」といった表記で示されている素材です。
白紙や黄紙は、不純物がほとんどない純粋な炭素鋼で、青紙がタングステンやクロムなどの素材を添加した炭素鋼となります。
それぞれ、研ぎやすさや硬さ、切れ味の持続性などの特徴を持っています。
主に、青紙がプロ向けの包丁。白紙が家庭向け、黄紙は、安価向けの包丁に使われている場合が多いです。
ステンレスは、錆びにくい素材として、有名です。この錆びにくい、という特徴から、包丁の柄内部(中子)の劣化を抑えることができ、長く使える包丁を作ることができます。
あまり聴き馴染みのない素材ですが、「硬度」が高い、硬いことが特徴です。包丁に用いた場合は、切れ味の持続性が高く価格も高めに設定されています。
ただ、切れ味が落ちた時に、素材の硬さが邪魔をして研ぐのが難しい特徴を持ちます。
セラミックは金属ではないですが、安価で生産ができる素材です。
セラミック包丁は、切れ味は悪くないのですが、耐久性が低く、壊れやすいのがデメリットです。
包丁の素材によって、使い勝手も変わります。また、値段が高い包丁は、素材もしっかり確認して特徴を押さえておいたほうがいいと思います。